シニア向け物件購入のポイント

シニア向け物件購入のポイント

シニア向け物件購入のポイント

安心できる住まいをお探しのシニアの方へ!
近頃はバリアフリーを意識して設計されたシニア向け住宅が増え始め、注目を浴びています。有料の老人ホームと比べると、自宅にお子さんやお孫さんを呼びやすいですし、分譲型の新築マンションならば相続や売却、賃貸ができるというメリットもあります。
シニアカップルでは、やはり毎日を安全・健康に暮らせる住まい環境、周辺環境が物件選びの重要なポイントになります。

住まいのバリアフリー

最近の調査によると、65歳以上の高齢者の死亡原因は、交通事故よりも家庭内での事故の方が多いことが分かっています。やはり物件を選ぶシニアカップル自身が安全・安心かどうかを確認することが大切です。例えば道の段差解消は最近の住まいの基本となりましたが、玄関のあがり框はどのようになっているのか、お風呂場やバスルーム、ベランダへ抜ける開口部は転ばないよう配慮があるか、呼び出しブザーなどがあるかなど、細かくチェックをする必要があります。夜間の足元照明や光る電気スイッチなどもあると嬉しいものですよ。

建物のバリアフリー

住居のバリアフリーがいくら完璧でも、建物全体にもバリアフリーの配慮がなければ、本当の意味でのバリアフリーとはいえません。マンションを例に挙げると、入り口に段差がないかどうか。車椅子でも入館できるようスロープが施されているかどうか。駐車場からエントランスまでの距離があり過ぎないかどうかなども、細かく見る必要がります。見逃しがちなのが非常階段ですが、万が一の非常階段の造りが丈夫であるかどうか、勾配が急すぎないかどうかなどもチェックしておく必要がありますね。

暮らしやすい地域環境

子供のいるご家族では、小学校や中学校が近所にあることが住まい選びのポイントになりますが、シニア世代には小・中学校は関係ありません。中にはチャイムの音や体育・部活動の音が気になる方もいらっしゃいます。ご自身にあった環境を現地で確認して選ぶことが大切ですね。またシニア世代では病院、老人保健施設、保健所、老人福祉センター、デイケア等の医療福祉サービスが容易に利用できるかどうかといった地域体制も、物件選びのポイントになります。