暮らしを楽しむインテリア

インテリアを使った暮らしを楽しむためのアドバイス

手作り間接照明で、部屋をおしゃれにあたたかく!

こごえそうな冬の夜。
照明を変えて部屋のイメージチェンジをしてみませんか。
そこでおすすめしたいのが間接照明。
やわらかくあたたかな光が心身をリラックスさせてくれます。

ぬくもりのある間接照明で、冬を暖かく

ぬくもりのある間接照明で、冬を暖かく

シームレスライン(ソケットのないタイプ)の蛍光灯を使って、間接照明を作ります。蛍光灯の色はあたたかみが感じられる電球色に。
やわらかな光のグラデーションが心をほっとなごませてくれます。
カンタン手作り間接照明で、いつもの部屋をあたたかく、グレードアップしてみませんか。

ソファのうしろから、やわらかな光を

ソファと壁の間に10cmほどの隙間を開け、そこにブロックを積み上げ、一番上に木の板を重ねます。シームレスラインの蛍光灯を両面テープで貼り付ければOK。ブロックの高さは、ソファの背もたれより1 5 c mほど低くするのがコツ。やわらかな光が美しく広がります。
間接照明は、蛍光灯と配線を見えないようにするのがポイント。蛍光灯がしっかり留まるように、両面テープは強力タイプのものを。

○ 材料
  • シームレスラインの蛍光灯
  • 両面テープ
  • 木の板(ホームセンターなどで入手)
    ( 幅6~10cmの木の板。長さはソファの横幅に合わせる)
  • ブロック(コンクリート、発泡スチロール、木など)

ソファのうしろから、やわらかな光を

作り方

①ソファより15cm低くブロックを積み重ねる ②シームレスラインを木の板に両面テープで貼り付ける ③ブロックの上に②を貼り付ける ④ソファを寄せて完成

チェストやカラーボックスの裏に

チェストやカラーボックスを壁から少し離し、裏側にシームレスラインの蛍光灯を両面テープで張り付けるだけ。 壁に光が反射して、いつもの部屋が驚くほどおしゃれに。

○ 材料
  • シームレスラインの蛍光灯
  • 両面テープ

チェストやカラーボックスの裏に

床に「置き型」の間接照明を

 木の板とアクリル板で箱型の照明カバーをつくり、壁際の床に置いたシームレスラインの蛍光灯にかぶせます(図参照)。アクリル板を厚手のものにして、その上に小物を飾っても素敵。

○ 材料
  • シームレスラインの蛍光灯
  • 木の板 A×2枚、B(Aより1cm幅広のもの)
  • アクリル板 Aと同じ長さで、幅8~10cmのもの
  • L字のジョイント金具 ●木工用ボンドor両面テープ

床に「置き型」の間接照明を

作り方

①AとBの板を張り合わせる ②ジョイント金具を①に両面テープで貼り付ける。もう一枚のAに同じようにジョイントを貼り付ける ③ ②の上にアクリル板を載せてシームレスラインにかぶせる。

文:インテリアコーディネーター 久保寺 奨

イラスト:おおうちすみえ

くぼでら・すすむ

日本フリーランスインテリアコーディネーター協会会員。サッカー漬けの毎日から一転。インテリアデザイナー、コーディネーターになることを夢見て奮起。ICと色彩検定の資格を取得し商業施設をデザインする会社に勤務した後、フリーに。
http://www.jafica.org/